探偵の調査力とは何を指すのか?
探偵に依頼をする際、そのポイントとなるのが調査力だと言われています。
ですが、探偵の調査力といっても何を指しているのか具体的には分からないのではないでしょうか。
そこで探偵を選ぶ際の指標とも言える調査力とは何なのかについて考えていきましょう。
探偵の行う調査とは?
探偵は依頼される内容によって調査の方法を変えたり、複数の調査方法を組み合わせています。
例えば浮気調査を依頼された場合は、ターゲットの行動を把握する為に尾行や張り込みを行ったり、証拠をカタチとして残す為に機材を使用して浮気現場の写真や動画撮影などを行っていきます。
その他、浮気相手の情報を収集するために聞き込みやデータ調査なども行うでしょう。
浮気調査ひとつをとってみても、そこには尾行や張り込み、聞き込みをといったように複数の調査が組み合わされているのです。
そして、調査を成功させたいのなら、そのどれもが重要なポイントとなり欠かせない調査となります。
調査力とは総合力
探偵の調査力は、探偵が行う尾行や張り込み、聞き込み、データ調査などの能力を指しています。
ですが、調査力がある探偵とは、どれかひとつが抜き出ていてもあまり意味がありません。
上記の浮気調査の例をみても分かりますが、聞き込み力だけに優れていても尾行が不得意でターゲットや周囲に怪しまれるようでは調査力があるとは言えません。
ですから、探偵の調査では尾行や張り込み、聞き込みといった全てをぬかりなく行える力が必要となります。
すなわち調査力とは、総合力で判断しなければいけないものなのです。
そして探偵は調査力があってはじめて依頼に対して良い結果を出すことが出来ます。
調査力は外から見えにくい
探偵に依頼をする上で調査力は、その結果に直接的な影響を与えます。
ですから、依頼者が探偵の調査力を重要視するのは当然のことです。
しかし、残念なことに外からではなかなか探偵の調査力を見抜くことは難しいでしょう。
ですが、少しでも探偵の調査力を見極めるポイントも存在します。
それがどんな機材が揃っているか、調査員の数、経営年数、そして見積もりや相談時の対応の仕方です。
簡単なことですが、証拠となる写真を残すための機材が使い捨てカメラやスマホの探偵事務所は調査力がないことが一目瞭然でしょう。
もちろんここまて極端な例はありませんが、古い機材を使っていたり一般家庭と何ら代わりのないデジカメのみを使用している探偵の調査力は怪しいものです。
また、見積もりや相談時に的確な調査方法の提案をしてくれない探偵、話が二転三転する探偵、契約を即断させようとする探偵の調査力も怪しむべきでしょう。
探偵の調査力が何を指しているのかと言えば、依頼をこなすために必要な尾行や張り込みといった技術の高さになります。
しかし、探偵が結果を出すために必要なのは、それぞれ単独の調査力ではなく総合力になることを覚えておかなくてはいけません。